東葛中合格への道

2020年東葛飾中学合格。家族で挑んだ初めての中学受験3年間を父親目線で振り返る。入学後の情報も更新中。

【御礼】本ブログをご覧の皆さまへ

我が子が2020年に東葛中に合格できたことをきっかけに始めたこのブログですが、2年間継続することができています。

これは、このブログを読んでくださる方がいらっしゃるお陰であり、とても感謝しております。

ありがとうございます。

また、このブログを継続できている要因の一つとして、数は少ないものの励ましのコメントの影響はとても大きいです。実は、先日も素敵なコメントをいただいたのですが、ご本人の希望で削除のお申し出があったため、泣く泣く削除しました。(個人的には、削除する必要の無い内容だったと思います)

私も完璧な人間ではありませんので、間違っていたり、考え方に偏りがあることもあり、時には勢いに任せて記事を書くこともありますが、少しでもフィードバックをいただけることは、自分自身の成長や気付きにもつながりますし、率直にとても嬉しいです。質問や疑問点でも構いませんので、何かコメントいただければ可能な範囲でお答えしたいと思います。

少し話は変わりますが、これまでの我が子との取り組みを振り返ると、我が子、そして私自身が東葛中を意識するようになり、私たちが東葛中を目標に中学受験の取り組みを始めたのは、我が子が新4年生となる約5年前でした。

当時は、東葛中に関する情報がとにかく少なく、少ない情報から手探りで、仮説をたてたり試行錯誤しながら、親子で目差した東葛中でした。結果的には、どうにか我が子が合格し、東葛中に入学することができました。

その少ない情報の中で、当時とても貴重だったのは、ユズ母さまのブログwhite boardでした。それでも東葛中の情報は少なく、特に情報収集で苦労した経験があったため、東葛中に興味を持たれた方のために、少しでも私の経験や知識が役立つのではないかと思い、始めたのがこのブログです。

特に中学受験は、僅か10歳前後の子供と家族一丸となり取り組むケースが多いと思いますし、浪人も不可能ですので、一発勝負の非常にシビアな戦いであり、狙ったような結果に結び付かないこともあり得る世界です。そして、努力や才能だけでなく、一発勝負が故の相性や時の運もあると思います。

更に我が家の場合は、私よりも妻のサポートと工夫、貢献が非常に大きく、妻がいなければ、我が子が東葛中に合格することは不可能だったと思います。

我が子の場合は、模試や合不合判定の結果も、安全圏と言えるような結果が出たことはありませんし、偏差値的にも厳しい状態が通常で、安心できたことは一度もありませんでした。

最終的には東葛中に合格し、申し分の無い結果だったのですが、合格発表直前まで薄氷を踏むような思いの日々でしたし、特に東葛中の受検本番では、致命的とも言えるミスや、想定外のトラブルもありました。逆に、比較的得意な問題が出るような運もあったと思いますので、今でも結果がどちらに転んでもおかしくなかったと思っています。

ただし、唯一言えることは、我が子が最後まで諦めずに努力し続けていたことは確かであり、その結果、受験日の直前まで力を伸ばし続けられたと思いますし、本番でも最後まで諦めずに持てる力を発揮できたのだと感じています。

また、今の日本の受験の仕組みは、単純に言えば、たくさん覚えていることが評価され易い仕組みですので、現在の受験システムそのものに多くの疑問もありますが、受ける側がルールをつくることもできません。(適性検査も面接以外の実技試験がありませんので、結局はたくさん覚えているかのどうかの評価方法だと思います)

例えば、ドラマのドラゴン桜2でも、短時間でたくさん覚えることができる特殊能力を持った高校生が登場しましたが、彼もまさにたくさん覚えていることを評価する仕組みに適合できたから、東大に合格できたのだと思います。(フィクションですが)

そして、中学受験で親としてできることは、その決められたルールを理解し、そのルールの中で我が子にとって最適な方法を見出し、その方法に基づいて子供をサポートし続けることだと思います。もちろん中高生レベルであれば、自分でそのルールを理解し、自分なりの最適解と最適手段を見付け、実行する必要がありますが、小学生では無理だと思います。

最後に、このブログも可能な限りは継続したいと考えておりますし、本気で東葛中を目指す家庭や子供のために、少しでも役に立てているのであれば、本望です。

しかし、前述したとおり、中学受験は非常にシビアな世界です。一方で、本人が正しい方法で努力し続ければ、合格の可能性を高めることができる世界だとも思います。

過去に何度か触れたことがありますが、私が好きな言葉の一つに、「他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる」という言葉があります。受験も、過去の自分の努力に対する評価でしかなく、未来の自分に対する評価ではありません。そして、未来の自分を変えられるのも自分自身なのです。受験がどのような結果であっても、そのことは忘れないで欲しいと思います。

もう一つ、私が我が子に言い続けていることは、「努力を地道に継続できる人間が最強だ」という言葉です。これは自分自身への反省や戒めでもありますが、中学受験も大学受験も通過点でしかなく、社会人になっても引退しても、変化し続ける環境に対応し成長し続けるには、学びと努力を継続できている人間が最強だと思います。仮に才能があっても、努力を継続できなければ、才能がある状態のままで終わると思います。

以上、偉そうなことを長々と書いてしまいましたが、私も学びを継続しながら、より良い情報を提供できるよう努力したいと思います。そして、引き続きよろしくお願いいたします。

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