東葛中合格への道

2020年東葛飾中学合格。家族で挑んだ初めての中学受験3年間を父親目線で振り返る。入学後の情報も更新中。

令和6年度(2024年度)適正検査の変更点

令和6年度(現6年生)の適正検査より、新入生募集に関して大きな変更点が2点あります。1点目はインターネット出願への完全移行、2点目は男女の定員数の撤廃です。

インターネット出願に関しては、昨年も部分的にオリジナルのシステムで実施されましたが、今回からは私立中学受験ではお馴染みのmiraicompassに変更となります。学校説明会の申し込みがmiraicompassになったことがその布石だったのだ思いますが、特に私立校との併願をする方にとっては、登録の手間が省けますので朗報だと思います。

次に、東葛中及び県千葉中に入学できる男女の定員数が撤廃されることになりました。この情報は、受検生の間では周知の事実だったのかもしれませんが、私は令和6年度の募集要項で知りました。ちなみに、現役の東葛生の間でも、ちょっとした話題になっていたそうです。

元々、高校には男女の定員数はありませんし、都立高校も来年から男女の定員数が撤廃されますので、自然な流れなのかもしれません。

男女の定員数が撤廃されることにより高確率で起こることは、男子の易化と女子の難化です。これは、塾の模試などで男女別で出されている得点と偏差値の違いからもわかることです。

私が以前調べた適正検査の合格最低点でも、男女の得点差が約10点あります。このことから単純計算すると、男子のボーダーが約5点下がり、女子のボーダーが約5点上がることになります。5点の差は記述を除いて1〜2問分の差ですので、大きな差ではないのかもしれませんが、通常はボーダー付近に人数が集中する傾向がありますので、これまでとは違う結果になるケースが出てくるのだと思います。

夏休みも終わり、東葛高校(中学も)は文化祭の真っ只中です。久々の一般公開でもあり、受検を控えている6年生も見学する方は多いと思います。中学と高校では祭への取り組みに違いがありますが、東葛の勉強だけでない面を体験し、受検へのモチベーションを上げる意味でも良い機会になると思います。生徒たちが夏休み返上で準備してきた成果をぜひご覧ください。

最後に、これからは一次検査に向けて追い込みの時期になりますが、健康には気をつけて、全力を尽くせるよう応援しております。

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