東葛中の出願者数(2024年度入学)
2024年度(2024年来春入学)の千葉県立中学校(東葛飾中、県千葉中)の出願者数が千葉県より発表されました。両校の募集定員各80名(来年度より男女の区分けは廃止)に対する出願者数は以下のとおりです。
【2024年度】
- 東葛飾:762名
- 千葉:550名
2023年度と比較すると、東葛中が▲31名減、県千葉中が+20名増で、昨年と大きな変化はありませんでした。
参考に、2024年度に中学受験する人数は、史上最大であった昨年並みという予測が報道されていますので、全体的にみても受験生の母数は昨年と大きな変化はないようです。一方で、人数のピークを迎えた団塊ジュニアの50歳前後の親世代と比較すると、子供の数は約半数です。子供の減少傾向に反して、中学受験する比率が高まることで、中学受験そのものは厳しさを増してきています。
地元の公立中学ではなく、東葛中のような公立中高一貫校や私立中学を目指す理由は人それぞれですが、第一子ではない子供も多数いることを考えても、中学受験をして一般的な公立中学へ進学しないことにメリットを感じている家庭は、少なくないのだと思います。実際に東葛中へ我が子が通ったことを振り返っても、一般の公立中学では得られない時間を過ごすことができたと、親として感じています。ただ単に、大学受験に有利だとかそういうことではなく、中学受験の努力に見合ったリターンはあったという感想です。
一次検査の出願も終わり、いよいよ12月9日の本番が近づいてきました。合格に向けては、先ず一次検査を突破する必要があります。一次検査の得点は、二次検査の合否にも大きく影響を及ぼしますので、ここで大きなアドバンテージを得ることは、非常に重要です。
最後に、受検生の実力は、前日まで伸びますので、全ての受検生が全力を尽くせることをお祈りいたします。また、インフルエンザ等の感染症が猛威を振るっていますので、ご家族も含めて受験期間中は健康に過ごせることを切に願っております。