東葛中合格への道

2020年東葛飾中学合格。家族で挑んだ初めての中学受験3年間を父親目線で振り返る。入学後の情報も更新中。

2023年度東葛中の繰上げ合格

1月31日に東葛中と県千葉中の二次検査の合格発表が実施されました。

合格となった皆さま、おめでとうございます。

入学確約書の提出期限は2月1日の16時まででしたので、2月1日の夕方から2月6日までに繰上げ合格の連絡が実施されました。

ちなみに、来年2024年度のスケジュールも既に千葉県から公表されており、一次検査は12月9日(土)で結果発表が12月20日(水)、二次検査は1月24日(水)で合格発表が1月31日(水)となります。二次検査は曜日ではなく日にちでフィックスされたようですので、来年度以降の受験も、東葛中や県千葉中の合格をキープしながら東京の私立受験をすることが原則できなくなりました。

本題に戻りますが、繰上げ合格連絡の終了を受けて、各塾からの東葛中と県千葉中の合格速報がほぼ出揃いました。

塾別の合格者数の結果も気になるところですが、今回は繰上げ連絡が始まる2月1日16時よりも前の合格者数を発表したSAPIX早稲田アカデミー日能研の3塾の合格者数推移を確認してみます。

【2月1日 午後16時までの3塾別合格者数】

SAPIX 東葛飾7名 千葉13名
早稲アカ 東葛飾9名 千葉15名
日能研 東葛飾4名 千葉6名
3塾合計 東葛飾20名 千葉34名

【2月7日までの3塾別合格者数(繰上げ後)】

SAPIX 東葛飾9名 千葉26名
早稲アカ 東葛飾9名 千葉24名
日能研 東葛飾4名 千葉9名
3塾合計 東葛飾22名 千葉59名

上記のような結果になりました。

サンプル数が少なく、しかも最大の合格者数を輩出する市進のデータがないため、あくまで参考データになりますが、繰上げ後の増加倍率を比較すると、東葛中は1.1倍(20名→22名)、県千葉中は1.7倍(34名→59名)となりました。

過去からの傾向でも同様ですが、東葛中よりも県千葉中の方が、繰上げ合格者数が多い(辞退者数が多い)ようです。

先に記したように、2月1日から始まる東京の私立中学の結果を確認してから、東葛中や県千葉中へ入学確約書を提出することが原則できませんので(繰上げ合格することを前提にギャンブルで受験することも可能ではあります)、入学を辞退したのは、東葛中と県千葉中の二次検査日と合格発表日が重なった渋幕に合格した受験生が多かったのではないかと推測しています。

また、東葛中よりも県千葉中の辞退者数が多い理由は、県千葉中は渋幕との通学圏が被るため、県千葉中の方が渋幕との併願者が多いことが一因だと思います。

今回は3塾だけの調査でしたが、次回は各塾の最終的な合格者数を調査し、もう少し確度の高いデータで、繰上げ合格者数を推測してみたいと思います。

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