東葛中合格への道

2020年東葛飾中学合格。家族で挑んだ初めての中学受験3年間を父親目線で振り返る。入学後の情報も更新中。

公立中高一貫校模試について

東葛中受検のために受けた公立中高一貫校向けの模試について、その内容と参考データとして我が子の結果も入れて、それぞれを振り返りたいと思います。

【市進学院 公立中高一貫校チャレンジ模試】

東葛中合格者数トップの塾が開催する模試のため受けておくべきと思い、6月の第2回を受けました。

問題内容は、理数社系の適正検査Iと記述系の適正検査IIの2種類のテストでした。

受験者数が非公開で、全体の平均点は116.6/200点、我が子は約140点の評価B(上位21〜40%)でした。東葛中志望者全体の何となくの位置はわかるのですが、受験者数や東葛中志望者の平均点などのデータもなく、合否判定もありませんでした。

市進生には詳しいデータが公開されているのかもしれませんが、問題の難易度も低い印象で、期待していただけに少し残念でした。

早稲田アカデミー 千葉中オープン模試】

東葛中が対象ではありませんが、本番の問題は東葛中も千葉中も一緒ですし、千葉中の判定は良い目安になるだろうと判断して、6月と9月に2回受けました。

問題内容は、放送問題と記述中心の適正Iと社会の適正IIと理数系の適正Ⅲの3種類のテストで、問題の難易度は比較的本番に近い印象ですが完全に再現はできていません。但し二次検査を想定した放送問題があるのはメリットだと思います。

受験者数と平均点は、6月が62名で126.6/300点、9月が91名で132.1/298点でした。

我が子は2回共に約150点で、合格可能性は両方共70%、判定は合格でした。

適正Iの記述は、千葉県の過去の出題方法と少し違っていて都立の中高一貫校の出題方法に近い印象でしたが、2020年から変わった千葉県の二次検査の記述には、逆に近付いた気がします。

【公立中高一貫校対策センター 公立中高一貫校模試】

10月の第4回を受けました。

問題内容は、理数系の適正検査Iと社会の適正検査IIと記述系の適正検査Ⅲの3種類のテストでした。

東葛中志望の受験者数と平均点は、60名で305.3/700点でした。

我が子は約410点で合格可能性はB判定(60%以上)でした。

余談ですが、塾の勧めもあり一度だけ10月に首都圏模試を受けました。(公立中高一貫校向けではありません)

東葛中志望者64名で、志望者の平均点は不明です。合格可能性80%でした。

中堅校向けの模試と言われていますが、見たこともない好成績になってしまいましたので、東葛中の判定にはあまり向いていない印象です。

全ての公立中高一貫校向け模試を受けた訳ではありませんが、受けた模試の受験者数や問題内容などを総合的に評価すると、東葛中受検に関しては完全に納得のいく模試はない、というのが正直な感想です。一次と二次で分けて、問題量や難易度を近づけた模試が理想ですが、大半が無料ですしそこまでやる必要性はないのかもしれません。

せめて東葛中志望者の大半が受ける模試があれば良いのですが、今のところはそれも無いようです。

特に夏を過ぎてからは、12月の一次検査に向けてスケジュール調整が大変ですが、様々な模試の中から必要な模試を選び、効率的に受けることは必要だと思います。

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