東葛中合格への道

東葛中合格への道

2020年東葛飾中学合格。家族で挑んだ初めての中学受験3年間を父親目線で振り返る。

東葛中の過去問選び

東葛中(千葉県立中学)の過去問は3つの業者から出版されています。

私は勢い余って3つ全部購入してしまいましたので、それぞれの特徴と所見を述べたいと思います。

【声の教育社 声教の中学過去問シリーズ】

オレンジ色が目印の通称、声教です。過去問7年分で定価2,100円+税でした。

塾からはこちらを勧められました。その理由は解説が一番詳しいからだそうです。(問題と解答は公開されているため基本的にどこも一緒です)

実際の解説はやや詳しい印象がありますが、小問別ではなく大問を一つの流れとして解説しているため、ちゃんと読まないとどれがどの解説か分からなくなることがあり、注意が必要です。

我が家は利用しませんでしたが、解説動画も販売しているようです。

細かいことですが、欠点を述べると図や表がぼんやりしています。実際の問題をコピーしているのだと思いますが、印刷品質が少し気になりました。

我が子の答え合わせと復習用に利用しました。

【東京学参 中学別入試過去問シリーズ】

赤色が目印の通称、学参です。過去問9年分で定価1,850円+税でした。

確かにこちらの解説は声教よりも若干淡白かもしれませんが、遜色ないと思います。解答は小問別に分かれていますので、学参の方が見やすいと思います。

特徴は、印刷がクリアで一番見やすいと思います。回答用紙のダウンロードも可能です。

こちらは私が過去問を解いたり分析するのに使用しました。

【教英出版 入学試験問題集】

6年分の過去問が掲載され、定価2,800円+税で一番高額でした。

検査の年度毎に用紙が分かれていて、特徴のある製本方法です。バラバラにすれば、いちいちコピーしなくてもそのまま本番に近い状態で問題用紙と回答用紙が使えます。

最大の利点は、二次検査の聞き取り問題をダウンロードすることで、本番さながらのリスニングを再現できることです。

但し欠点もあり、二次検査の一部の問題の著作権を買い取れなかったようで、掲載されていない問題がありました。

他の出版社の問題からコピーして貼り付けて対応しましたが、過去問を解く前は事前確認が必要です。(他の業者でも同じことはあるようです)

過去問を解くだけなら最適だと思いますが、一部の問題が欠けている点と、解説も上記2冊と比べて淡白ですので、声教か学参との併用がお勧めです。

我が子が本番を想定して過去問を解く際はこちらを利用しました。

 

過去問の取り組み方法について、塾からは問題傾向が変わることもあるため、5年分で良いと言われました。我が子も5年分しかやりませんでしたがこれで充分だと思います。

上記以外にも、公立中高一貫校 適性検査問題集 全国版(通称、銀本)が有名なようですが、私立の勉強もあるため、我が子はそこまで時間は取れませんでした。

但し、今年から特に二次検査の傾向が変わりましたので、都立の中高一貫校などの問題に取り組むことは有効かもしれません。

また、最難関と言われる私立校の問題は記述も多いため、千葉県立中高一貫校の検査問題とも親和性が高いと思います。これは塾の先生も言っていました。これが東葛中や千葉中が最難関私立校の押さえ校として使われてしまう一因だと思います。

確かに、塾で武蔵中学の国語の過去問を我が子が解いた時は、かなり良い点数が取れたそうです。

過去問を解くのは6年生の9月からで良いと思いますが、塾や模試などの合間に過去問を解いて復習する時間を作ることは、結構大変です。

我が家は妻がスケジュール管理をして、私が採点や解説と、解くべき問題と解けなくて良い問題の指南をしました。

記述の採点が難しいのですが、千葉県の採点基準はかなり厳しいようです。我が子の場合も、特に二次検査の記述の採点がかなり渋かった印象です。

実際の採点の際も明確な基準は作っている筈ですので、千葉県からは今後解答だけでなく採点基準も公開してもらうことを期待します。

過去問の得点からの合否判断については、概ね50%の得点で合格と判定して良いと思いますが、年度により合否ボーダーのバラツキはありますので、以前書いた「得点開示請求からの過去問戦略」を参考にしてみてください。

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