東葛中合格への道

2020年東葛飾中学合格。家族で挑んだ初めての中学受験3年間を父親目線で振り返る。入学後の情報も更新中。

適性検査の推定合格最低点まとめ(2022年版)

夏休みも終わり、6年生は本格的に過去問等に取り組み始めている時期だと思います。そこで、今回は私なりに調べた、適性検査の合格最低点(ボーダー)をまとめてみたいと思います。

先ず、最初にお断りしておくと、東葛中や千葉中の合格最低点は、多数の受験生を抱える塾が確度の高い情報を持っていますので、そのような塾に通塾している場合は、塾から正確な情報を入手してください。

つまり、今回推定する合格最低点は、受検者数が多くない塾に通塾していたり、通塾していない方向けの参考情報とご理解ください。

また、合格最低点のデータは、個々のソースまでは示しませんが、ネット上に公表された得点開示のデータを中心に集計した得点になります。

千葉県立中学の男女別合格得点と推定ボーダー一覧(2019年~2022年)

上記のような結果になりました。

合否判定には、内申点や面接点が加算されますので、仮に同じ得点でも合否が分かれる場合はあるものの、合格ボーダーが200点と言われている中で、実際には毎年多少のバラツキがあります。過去4年間では、2021年のボーダーが最も高く、2020年が最も低いボーダーでした。上記のように毎年ボーダーラインがスイングしていますので、2023年は2022年よりも少しボーダーが上がるかもしれません。

実際には、一次検査と二次検査の合計が上記の点数となりますが、以前にも述べたとおり、一次検査を突破しない限り、二次検査を受検する権利は得られませんので、一次検査でできるだけ多く得点することが重要です。

これも推定にはなりますが、仮に一次検査を突破した場合でも、100点未満の場合の二次検査合格率はかなり低い気がしますので、過去問を解く場合も、一次検査で100点+αを得点できるような受検対策が、必要だと思います。

我が子の場合は、初見の一次検査の過去問で100点を越えたことがあまり無かったように記憶していますので、仮に100点に届かなかったとしても、どうすれば100点を越えられるかを分析して対策していけば、本番の一次検査で100点以上を得点することも、充分可能だと思います。(実際に我が子もそうでした)

また、記述問題に関しては、明確な採点基準が明示されていませんので、採点も難しいとは思いますが、私の場合は、適性検査型の模試における採点基準を参考に、記述問題を採点していました。このあたりは、塾に相談してみてもよいかもしれません。

最後に、今の時期は過去問だけでなく、模試や日々の演習に加えて、学校説明会や見学、併願校の選定など、多忙な時期だと思います。一方で、我が子の場合は、今頃から本格的にエンジンがかかってきたように記憶していますので、まだまだ学力が伸びる時期でもあります。体調管理だけには気を付けて、12月の一次検査に臨めるよう、陰ながら応援しております。