東葛中合格への道

2020年東葛飾中学合格。家族で挑んだ初めての中学受験3年間を父親目線で振り返る。入学後の情報も更新中。

東葛中の学校説明会動画が初公開

学校説明会の中止の代替えとして、学校紹介や模擬授業などの動画が公開されました。
※詳細は東葛中ホームページにてご視聴ください。

早速、有志の生徒が作った動画などを私も視聴しましたので、今回は私の率直な感想を述べたいと思います。

先ず全体的な感想ですが、動画は全般的になかなか良い出来だと思いますし、東葛中に興味のある小学生やご両親は、必見だと思います。

動画の主な内容は、学校紹介のプレゼンテーション、英数国理社5科目の模擬授業(各15分前後、一部模擬授業ではないものも有り)、パネルディスカッション(現役生と卒業生のセッション)でした。

模擬授業は、我が子にも感想を聞きましたが、実際の授業がよく再現されているそうです。

また、東葛中の授業や教育内容だけでなく、どのような生徒がいるのかを垣間見ることができますので、親目線で子供が東葛中に馴染めそうかどうかの判断材料にもなると思います。

説明会は残念ながら中止でしたが、むしろ動画の方が充実した内容のようにも思いますし、誰もが都合の良い時間に移動不要で視聴できるため、情報としての価値も高いと思います。

私の個人的な意見としては、来年以降も集合形式の説明会は不要だと思いますし、事前の会場準備等の作業が減る分、先生本来の仕事に集中できる時間が創出されると思います。

最近はあまり耳にしなくなった働き方改革も、教育や医療、官公庁の現場ではまだまだ遅れているという話を聞きます。実際に「働き方改革」をキーワードにググると、教育や医療、官公庁のニュースが比較的上位に検索されます。

働き方改革を現場の生産性を上げる手段と考えれば、今回のようにリアルをデジタルに置き換えた事例は、現場の生産性が高まると共に、参加者が受けるメリットも大きく、怪我の功名と言えると思います。

また先生の生産性が高まることは、結果的に生徒が受けるメリットとして帰ってくることになりますので、今後もデジタルの活用は積極的に挑戦して頂きたいと思います。

説明会で実施予定であった質疑についても、学校ホームページで受け付けた質問がFAQとしてまとめられていますので、時間的な制約のある説明会での質疑よりも、利便性が増していると思います。

また、FAQは様々な方からの質問に対して丁寧に答えているため、こちらも参照すると東葛中への理解が深まると思いますので、一読をお勧めします。

最後に、いよいよ夏休みも終わり、受検生の6年生は、本番の東葛中一次検査まで3ヶ月余りとなりましたが、気分転換やモチベーションを高めるために東葛中の動画を視聴しても良いと思います。

コロナ禍により、東葛中で予定されていたイベントや活動の中止や延期が増え、いろいろと残念なことはありますが、一方で昨年度の大学入試では、学校の活動が少なかったために、公立高校の大学合格実績が比較的良かったという説もあります。勉強に集中できる環境を前向きに捉えれば今の状況で良い面もありますので、特に受検生やご家族の皆さまは、心身の健康にだけは留意して、本番に向けて親子一丸となり、全力投球できることを願っております。

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