東葛中合格への道

2020年東葛飾中学合格。家族で挑んだ初めての中学受験3年間を父親目線で振り返る。

私立併願校の選び方

我が子の第一志望校は一貫して東葛中でしたが、併願する私立校について、どのように選んだのかを振り返りたいと思います。

受験勉強の開始当初から、東葛中が駄目だった場合は私立に行くことを決めていましたが、行きたい、もしくは行かせたいという私立校は決まっていませんでした。

私立併願校選びのゴールは、行きたい、行かせたいと思える学校を見つけられるかどうかだと思います。

もちろん試験を受けるからには、その学校に6年間通う可能性があることを、親子共に納得した状態で受験しないと後悔することになりかねませんので、併願校もしっかり検討が必要でしたが、そもそも東葛中付近の私立校も少なく、具体的な併願校をどこにするのかで悩みました。

実際は、校風や教育スタイルとの相性、共学か男女別学か、進学状況、立地、試験日程や問題傾向、学費などの様々な要素を踏まえて決定することが原則ですが、先ずは単純に偏差値による合格の可能性で考えました。

2020年の入試結果では、東葛中の四谷大塚80偏差値が男子62(女子62)です。

千葉県の私立校で考える場合(実際はコースや入試日程等で偏差値の違いあり)、東葛中の偏差値を上回るのは渋谷幕張69(71)と市川64(66)の2校ですが、東葛中が第一志望でこの2校を第二志望にすることはあまりないと思います。

第二志望を東葛中と同等の偏差値で選ぼうとすると東邦大東邦60(62)のみになり、偏差値60未満に昭和秀英57(59)芝浦工大柏53(55)専修大松戸50(52)と、県外の江戸川取手50(50)が続きますが、東葛中付近は芝浦工大柏と専修大松戸と江戸川取手の3校のみです。

我が家の場合は、我が子の求める教育内容や校風、通学などを考慮すると、残念ながらどの学校も受験候補の対象外になってしまいました。

こうなると、東京、埼玉、茨城へ足を伸ばすしかありませんが、共学校に行きたいという我が子の希望もあり、更に選択肢が少ない状況でした。

ちなみに、共学校の方が人気が高い傾向にあるため、本当は男女別学も候補に含めた方が学校数が増えて偏差値もやや下がる傾向にあり、受験校の選択肢は広がります。

求める教育スタイルなどの我が家の希望と一致して通学可能であることを条件に、塾からの情報や自分達で受験校を調べた結果、主な候補に上がったのは、東京の渋谷渋谷66(69)と広尾学園59(61)、埼玉の開智 先端56(58)、茨城の茗溪学園50(52)の4校でした。渋谷渋谷は都内共学校の偏差値トップ校であり第二志望とはならないと思いますが、いづれの学校も東葛中同様のアクティブラーニング系の教育スタイルで、親子共に納得できる学校でした。

実際に受験校を決めるために学校見学は欠かせませんが、どの学校も研究熱心で生徒の学習意欲意も高い印象を受けました。

最終的にこれらの学校全てを受験した訳ではありません。しかし、受験勉強の開始当初は、東京や埼玉の学校は考えていませんでしたので、幅広く調べることの必要性を感じます。

併願校選びにおいては、後悔したこともあります。それは、5年生までに候補となり得る学校をもっと広く調べて、目ぼしい学校をもっと多く見ておくべきだったということです。

その理由は、6年生になると模試や受験勉強に忙しくなるため、子供が学校見学に行く時間を作ることが大変だからです。

東葛中に関しては、東葛祭くらいしか学校見学の機会がありませんが、私立に関しては学祭だけでなく体験授業を受けられるような説明会もありますので、候補となる学校は学祭と説明会の両方行くことが理想だと思います。

学祭では生徒達の素の姿が見られる機会になりますが、普段と違うテンションになっていますので、平常時の姿を見たり感じることができるのは、体験授業などもある説明会です。

説明会に行って驚いたのは、休日にも関わらず、手伝いをしている生徒がいることです。ある私立校の生徒に質問したところ、自主的に参加していると言っていました。学校説明会というある意味商業的な行為に生徒が協力するということは、自分の学校が好きでなければできないと思いますし、素直に立派だと思いました。

受験校選びに関しては、公立中高一貫校の受検生を意識した試験を実施する私立校も増加傾向ですし、塾からの指導もあるとは思いますが、特に6年生になると模試で志望校を登録して合否の可能性を判定していくことになりますので、5年生のうちにある程度候補となる学校を絞り込んでおいて、遅くとも6年生の秋までに最終決定するように考えておくと良いと思います。

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