東葛中は最低でもゴールデンウィーク明けまで休校が決まっていますが、先生からのメッセージと共に英数国理社の5教科で課題が出ています。
本来はアクティブラーニングを主とした探究型やグループでの参加型授業が売りですが、私立のようなオンライン体制もありませんので、課題は専用ホームページからの一方通行の発信になります。
しかし、そこから発信されているメッセージからは、東葛中の授業スタイルや先生方の思いを読み取ることができます。
入学希望の方の参考になると思いますので、私なりの解釈を以下に記します。
発信されているキーワードは2つで、「自分で理由を考える」と「自分で判断して進める」です。
単に与えられた課題をこなすのではなく、自主的に調べたり学んで理解した上で、自分なりの答えを出す。興味があれば範囲は気にせず深掘りしたり先にどんどん進んで良い学校なんだよ。但し強制はしません。というメッセージだと思いました。
逆に言えば、受け身でぼーっと過ごしていると、どんどん置いていかれるのだと感じました。
我が子がこのメッセージをどのように受け取ったかは敢えて確認していませんが、受験生の頃のようにガミガミ言わず、これから約1ヶ月は何も言わずに見守ってみようと思います。
まだ中学1年生は始まったばかりで、授業すら受けていません。仮に1ヶ月サボって泣きを見ても、メッセージを理解して頑張っても、どちらでも得るものがあるように思うからです。
これから東葛中を目指す受検生は、休んでいる暇はないと思いますが、常に物事の理由と自分なりの正解を考える癖を付けておくことと、特に自主的に勉強する姿勢を身に付けておくと、受検はもちろんですが、入学後もスムーズに東葛中に馴染めるのではないかと思います。