東葛中合格への道

2020年東葛飾中学合格。家族で挑んだ初めての中学受験3年間を父親目線で振り返る。入学後の情報も更新中。

6年生の長期休みを合格の力に

新型コロナウィルスの影響の深刻化、長期化が予測されます。

世間はまだ予断を許さない状況ですが、新6年生にとっては、期せずして長期休みとなった春休みを最大活用することは、とても大切だと思います。

そこで、6年生だった我が子の長期休みの過ごし方を振り返ろうと思います。

6年生のゴールデンウィークと夏休みは、特に苦手な単元やこれまで手が回らなかった分野の補強や基礎固めの時間にあてました。

勉強時間の長さにもこだわって集中的に勉強したことは、我が子が東葛中や他の私立中学にも合格できる力を付けられた要因として大きかったと思います。

ゴールデンウィーク、夏休み、冬休みの3つの長期休みは、以下のように取組みました。

ゴールデンウィークは、例年よりも長い10連休になったため塾の特別講習も開催されましたが、講習は受けずに自宅で苦手な単元の補習にあてました。具体的には、手薄になっていた理科について、過去のテストから理解ができていない単元を洗い出し、その中から重点的に取組む単元を絞った上で、その内容を私から教えてしっかり理解させ、問題を解き直して理解度の確認をしました。

普段は塾や学校の勉強で忙しく、このような対策の時間が確保できていませんでしたので、貴重な期間だったと思います。

夏休みは、塾からも400時間以上受験勉強することを目標に与えられましたので、塾での特別講習も含めて、1日10時間を目標に勉強をしました。

結果は、目標の400時間超を達成し、本人も大きな自信につながったと思います。

夏休みは特別講習もあり、講習の時間やその復習時間も考えると、意外と自由に勉強できる時間は限られますので、計画性が必要です。

我が子の場合は、主に算数の基本問題を繰り返し解き、全ての単元の基本問題が完璧にできるようになることを目指しました。これは夏休み以降も継続しましたが、この取組みは算数の底上げに役立ったと実感しています。

もちろん算数以外の教科も、基本問題を中心に抜け漏れを無くすことに取組みました。

冬休みは、塾の特別講習も受けながら、スケジュールを組んで過去問対策にしっかり取組みました。

6年生の受験勉強は、もちろん波はありましたが、盆も正月もクリスマスも休むことなく、受験勉強に明け暮れた1年間だったと思います。

今年の受験生は本当に大変だと思いますし、不安もあると思います。しかし、3月から4月にこれだけの時間を確保できることは通常はあり得ませんので、前向きに捉えることが必要だと思います。

子供のモチベーションを保つことは大変だと思いますが、最も安心して過ごせる自宅での時間を有意義な受験勉強の時間に変えて、受験が終わってから「あの時期の勉強が力になった」言えるようになることをお祈りいたします。

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