東葛中合格への道

2020年東葛飾中学合格。家族で挑んだ初めての中学受験3年間を父親目線で振り返る。入学後の情報も更新中。

テスト結果の活用法

テストは過去を判定するものであり、未来の判定ではありません。しかし、しっかり振り返りをすることで未来の判定を変える材料にすることはできます。

その意味で、定期テスト(例えば四谷大塚なら公開組分けテストや合不合判定テスト)の振り返りは重要です。

もちろん重要なテストであり、我が家もついついテスト結果に一喜一憂してしまいましたが、本来テストは今後の戦略を立てるためのものです。

そして、親がすべきことは、テスト結果を分析して強み弱みの現状把握をし、狙いどおりできていないことに対して、どんな対策を打つか?、逆に何が狙いどおり上手くいったのか?を考えたり確認することだと思います。

我が家の場合は、解けなかった問題を以下の3つに分類しました。

①正答率40%以上=正解すべき問題

②正答率20〜40%=解説を読んだり先生や親に聞いて理解すべき問題

③正答率20%以下=解けなくて良い問題

(実際は志望校の難易度で分類の基準は変わると思います)

また、問題が不正解だった理由も以下の3つに分類できます。

Aミスや勘違い

B覚えたり確認すれば解ける

Cわからない

我が家の場合は、上記の分類をした上で「たられば」得点を加算し、伸び代を試算しました。

具体的には、①とAを足した得点と、更に②とBを足した得点を算出し、伸び代の偏差値が志望校の偏差値とどのような差になるのかを確認していました。

そうすることで、ミスを無くせば良いのか?、基本的な問題の正答率を上げれば良いのか?、もっと得点源を増やさなければいけないのか?などの対策を打つことができます。

我が家は、特に苦手な算数に関しては、①の正答率40%以上で解けなかった問題の理解と、Aのミスを無くすための対策に力を入れました。

問題別の正答率が出てくるのに一週間弱かかることが難点ですが、これらの分析をすることは、今後の対策だけでなく、仮に結果が悪かった場合も前向きな気持ちに切り替えることにも役立つと思います。

時間の限られる受験勉強の中で、これらの振り返りと対策をしっかりやり続けることは、簡単ではないと思います。

我が家も完全にできていた訳ではありませんが、これらの簡単ではないことをどれだけしっかりできたかどうかが、最後に大きな差となったり、揺るがない力となるのだと今でも思います。

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