東葛中合格への道

2020年東葛飾中学合格。家族で挑んだ初めての中学受験3年間を父親目線で振り返る。入学後の情報も更新中。

塾なしスタートの中学受験

中学受験は、どのように受験勉強を始めるのかを考えることから始まりますが、我が家は通塾せずに通信教育から始めることを選択しました。

我が家が中学受験を意識したきっかけは、2016年の東葛飾中学開校でした。

当時は我が子もまだ小学2年生。「行けたらいいね」程度の認識でしたが、中学受験は一般的に小学3年生の2月頃(新4年生春)から通塾することを知り、東葛中を目指すにはどのような方法があるのか調べたり、夫婦で中学受験について話し合うようになり、中学受験の意識も高まってきました。

子供にも中学校の進学先の選択肢を説明し、地元の公立中学以外に公立や私立の中高一貫校で学ぶ選択があること、受験するなら受験勉強が必要になることは理解したようで、特に東葛中の授業スタイルに興味を示していて東葛中受検には前向きでした。

公立中高一貫校の受験勉強を始める前に決めるべきことは、公立一本に絞るか、私立併願も選択肢に含めるかです。それによって受験勉強の開始時期や勉強方法が変わります。

開始時期は、公立中高一貫校に絞るのであれば新5年生の春からでも遅くないが、私立併願も視野に入れるなら新4年生の春から開始しないと後からでは追い付くことが困難になってしまうと一般的に言われています。

勉強方法は、一般的な通塾か、自宅での通信教育もしくはいわゆる親塾。

目指す東葛中は、倍率が10倍以上で合格難易度が高く、受験勉強に費やした時間と労力が全て無駄になることもリスクが高過ぎると考え、私立併願の方針で新4年生からの受験勉強開始を決定しました。

勉強方法は、通塾するか塾なしにするか悩みましたが、最初から通塾するのではなく「塾なし」を中心に検討を始めました。

塾なしの選択肢に考えたのは2つ。Z会のような自習と添削中心の通信教育か、四谷大塚の映像授業を中心にした進学くらぶでした。

我が家が選択したのは四谷大塚の進学くらぶ。その理由は、映像授業ではトップクラスの塾講師の授業を受けられる点と週テストや組分けテストを通塾と同様のカリキュラムで受けられる点でした。

そして、4年生の4月から進学くらぶを始めましたが、それが我が家の約3年間の苦行と苦難の始まりでもありました。

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